建築現場から

I様邸 別荘新築工事その1

2014.03.13

2010年11月那須平和郷の中で別荘建築の計画がスタート。
木造平屋建て約30坪で一部ロフト付。
建築事例写真を参考にするなど希望の別荘を検討。
しかし、東日本大震災により福島第一原発事故の影響で計画を一時停止。
様子を見ざるおえない状況となりました。
今年度の消費税率改正のこともあり、別荘計画を再開。
希望の別荘新築工事がスタートいたしました。

建築地は、日光国立公園内に属する為に建築許可が出るまでに約二カ月程かかりました。
平成25年11月。造成工事のスタートです。

12月24日地盤調査。
結果、改良工事をすることとなり鋼管杭を(2.5m)を36本基礎に合わせて打ち込みました。

平成26年1月基礎工事スタート。時折小雪のちらつく中で36本の鋼管杭に合わせて
鉄筋組が出来上がりました。
1月22日ハウスプラスすまい保険による(一級建築士)の配筋検査を行いました。
何事も無く検査結果は適合を頂き、次の作業工程に進めます。

基礎コンクリートを流し込む為の型枠もしっかりと組み立てられました。
2月1日コンクリート打設。この日は、朝から天気に恵まれ2月とは思えない暖かさでした。

土台敷き。基礎の天端に建物の直角墨を正確にだし、その墨に合わせて
土台を取り付けて行きます。作業は、半日程で完成。
建て方を待ちます。

2月12日 いよいよ建て方開始。建築用の足場も先行設置され安全確保。
7トンクレーン車を配備し次々に構造材が組み立てられて行きます。

ベテラン大工5人により半日で一階部分は、組み立てられました。
垂直に建物を借り止めし構造用金物を締め付けて、小屋組へと進めます。

屋根タルキを固定し野地合板を下から順に張り付けて行きます。
勾配が急なので滑らない様に普段より慎重に作業を進めます。

屋根には、ルーフィング(防水シート)が張られ仕上げのガルバリウム鋼板を張る準備が出来ました。
サッシも取り付けられ外壁面には、透湿シートが張られ雨風の侵入はありません。
室内造作へと進めます。